子どもと絵本のある暮らし―ねをはすさんでのままのねお話し会より―
7月に、下関市のねをはすさんで、mamaと赤ちゃんののんびり会 「ままのね」を開催しました
ねをはすさんの1Fは、本屋さんでもあるので、ままのねでは、絵本の読み聞かせや、
ねをはす店長さんと、私で、お子さんへの選書についてのお話しもさせていただきました
まだ、子どもが小さい時から、10年ほど、絵本屋さんと「中古絵本市」を美祢市で毎年、
クリスマス前時期に、開催させてもらっていていました
私自身、親から読み聞かせをしてもらった記憶がないのですが、
中古絵本屋さんや、開催させてもらっていたギャラリーのオーナーさん
が、40年以上学校などで絵本の読み聞かせをされている方で、子どもへの絵本の選書について、
たくさん、教えていただきました
絵本の中でも、30年、40年と、長年、読み継がれているような絵本が、私は、大好きです♡
子どもに、すっごく絵本を読み聞かせていた、という記憶はなく、子どもが0歳、1歳の頃は、余裕がなく、
ほどんど読んでなかったと思います、、2、3歳頃から、ぼちぼち、といったところでしょうか
絵本に関しては専門家でも何でもなく、店長さんへお任せしたいところでしたが、
助産師としての視点での絵本の選書をお伝えしてみては、と言っていただき、
お母さんと助産師の視点で、お子さんへの絵本の選書について、お伝えさせていただきました

お子さんへの絵本の選書について……………………………………………
〇 とにかく、mamaさんの好きな絵本を選んで読んであげてくださいね
妊娠7~8か月には、胎児の耳は聞こえていて、お母さんの声や、周りの人の声も聞こえています
ただ、胎児の頃から、いちばんダイレクトに聞いている声は、お母さんの声だと思います、
お母さんの好きな絵本を、心地いい声で、読んでいただくと、赤さんも心地いいのではないかと思います
また、胎児の頃から、お母さんの感情を、いつも受け取っていて、心地いい時も、イライラした時も、分かっていて、
お母さんが、少し余裕のある時に、心地いいと感じているときに、
読まれるといいかと思います papaさんが読んでも、もちろん大丈夫です!
〇 赤さんの絵本は、はっきりとした色彩ものを選んでみる
赤さんの視力は、生まれたときは、ぼんやり、0.03程、それからゆっくり視力は発達していき、
大人ぐらいの視力になるには、3歳頃だそうです
こぐまちゃんシリーズ、ミッフィー絵本など、はっきりとした色彩です
50cmぐらいの近さで読んでみてください
赤さんの本では、まどみちおさん、まついのりこさん、松谷みよ子さんもいいですね
駒形克己さんの、とっくん(胎児の時の心音の音)と、ごぶごぶごぼごぼ(羊水の流れる音)シリーズは
は、赤さんが胎内にいる時に聞いていた、身近な音で落ち着くのではないでしょうか
これから、お子さんが大きくなってからも、、、
〇 押さえておきたいのが、昔話でしょうか
赤羽末吉さんの絵の、日本昔話はおすすめです
息子によく読んでいたのが、やまなしもぎ、3枚のお札です
世界の名作も、3びきのこぶた、おおかみと七匹のこやぎ、赤ずきん、などなど
mamaさん、papaさん誰もが知っているような物語を、今知らないという子ども達もいますので、
また、色々な世界の価値観を感じて欲しいな、と思い、日本と西洋だけでなく、
韓国、朝鮮、モンゴル、チベット、ケニアなどの世界の昔話も読んだりしていました
〇 科学もの
毎月刊行されている、かかくのともなどの、特に写真ものが好きですが、
動物の生態、植物の成長などを写真で詳しく、記録してあったりします
〇 mamaさんの好きな、作家さん、好きな絵の絵本を
絵本の最後の方に、絵本を書かれた作家さんの、バッグラウンドが詳しく書いてあることが
あります
作家さんの生きた時代のこと、作家さんの思いなどを知って、好きになることもあります
また、この絵本の絵の感じ、好きだなーと思ったら、いつも同じ方の絵本を手にとったりしてました
以上が、お子さんへの選書についてのおすすめでした……………………………………………
まずは、ご自分の心地いいと思う、絵本を選ばれてくださいね
それからお子さんの、自分で選ぶ、好きな絵本も、ぜひ、読んであげてくださいね

⇧ 赤さんの本と言えば、こちらもよく読んでいました 久しぶりに手に取り、ままのねの会でも、読まさせて頂きました